認可外保育園(証明書あり)に通わせたら月最大103,700円を港区が負担
東京都の安全基準を満たして証明書を取得した認可外保育施設に通わせている家庭向けの助成です。「証明書交付あり」とは保育園側が都に証明書を登録しているという意味で、保護者が受け取る書類のことではありません。
助成額は、認可保育園に通った場合の保育料との差額。ただし令和7年9月利用分から認可保育料は全世帯・全年齢で0円になっているため、結果として min(認可外保育料, 助成基準額) が満額もらえる構造です。
助成基準額は、令和8年10月利用分から0〜2歳児クラスで月103,700円、3〜5歳児クラスで月100,300円です(9月利用分までは月100,000円・月97,000円)。国の施設等利用給付費の上限が上がったのに合わせて、港区も同じ額を増やしました。所得制限はありません。
あなたの場合、いくら戻ってくる?
年齢と認可外保育料を選ぶだけ。認可保育料が0円のため、世帯年収による調整はありません。令和8年10月利用分からの上限で計算します。
いつ申請して、いつもらえる?
3ヶ月ごとに、年4回の申請が必要です(認証保育所助成は年度1回でルールが違うので注意)。
よくある疑問
読み始めて「あれ?」と思いそうな点を、原典に基づいて先回りで解消します。
「証明書交付あり」って何?保護者が証明書をもらってる?
違います。「証明書交付あり」とは保育園側の話で、その園が東京都の認可外保育施設指導監督基準を満たして「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」を都に登録している、という意味です。保護者が受け取る書類のことではありません。
入園を検討している園が「証明書交付あり」かどうかは、入園前に園に直接確認するのが鉄則。同じビルに見える園でも、運営主体・基準クリア状況で扱いが変わります。
「認可保育料を引く」って書いてあるけど、結局いくら引かれるの?
令和7年9月利用分から、港区の認可保育料は全世帯・全年齢で0円になりました(令和8年度入園のごあんない24ページ)。そのため認可保育料を「引く」工程はありますが、引かれる額はゼロ。結果として min(認可外保育料, 助成基準額) が満額 もらえます。
港区公式ページにも「令和7年9月利用分より、認可保育園等の保育料を無料としています」と書かれています。
0〜2歳児の課税世帯も対象?
はい、0〜2歳児クラスの区民税課税世帯も対象です。令和7年3月利用分までは「認可保育園等に申し込んで待機児童になっていること」が条件でしたが、令和7年4月利用分からは「教育・保育給付認定(2号または3号)を受けていること」に変わりました。上限は月103,700円(令和8年10月利用分から)で、認可外保育料がその範囲内なら全額が助成されます。所得制限はありません。
(※「証明書交付なし」助成は令和7年3月利用分で終了済みなので、現行で利用できる0〜2歳課税世帯向けの選択肢は本制度・認証保育所助成・ベビーシッター利用支援のいずれか。)
「施設等利用給付費」って何?区独自上乗せはあるの?
国の「幼児教育・保育の無償化」で出る給付金のことです。認可外保育施設の上限は、令和8年10月利用分から3〜5歳児クラスが月40,300円、住民税非課税世帯の0〜2歳児クラスが月45,700円に上がりました(9月利用分までは37,000円・42,000円)。
本制度の助成額にはこの国の給付費が含まれています。振り込まれるのは、国の給付費と区の上乗せを合わせた額で、上限は月103,700円・月100,300円です。
「求職認定」で入園した場合は?
仕事を探している状態で保育の必要性の認定を受けることを「求職認定」といいます。本制度では、区独自助成の対象は助成開始後3か月までです。もう一度「求職」の認定を受けても、区独自助成の対象にはなりません。
「認証保育所助成」とどう違う?
2つの違いを整理します:
- 本制度(認可外・証明書あり): 月上限103,700円/100,300円(令和8年10月利用分から)、申請は3ヶ月ごと年4回、振込は保護者の口座へ
- 認証保育所助成: 上限は金額でなく時間(月220時間分の基本保育料まで)、申請は年度ごと1回、助成は認証保育所を通じて
利用している園が「認証保育所」か「認可外(証明書あり)」かで、申請ルートとサイクルが変わります。園のタイプは入園前に確認を。
本制度の変更履歴
制度の新設・改正・終了をまとめています。
正確な情報はこちらから
このページは港区・東京都の公式資料を元にしています。正式な判断は必ず原典で確認してください。