● 港区 / 受診票による公費負担
● 所得制限なし

都内なら妊婦健診14回+超音波4回+子宮頸がん+産婦健診2回+1ヶ月児健診の費用が大半カバーされる制度

正式名称
妊婦健康診査・産婦健康診査・1ヶ月児健康診査(都内契約医療機関)

母子健康手帳の交付時にあわせて妊婦健康診査受診票が交付され、都内の契約医療機関または助産院で使うと、基本健診14回・妊婦超音波検査4回・妊婦子宮頸がん検診1回・新生児聴覚検査1回・令和8年4月から助成が始まった産婦健診2回・1ヶ月児健診1回の費用が公費負担になります(全額カバーではなく、各受診票に上限額あり)。 所得制限なし、港区に住民登録のある妊産婦が対象。 里帰り出産などで都外の医療機関で受診した場合は、本制度ではなく「妊婦健康診査(都外医療機関)費用助成」(別制度)で後から償還払いを受けます。

妊婦健診の受診票港区所得制限なし都内の契約医療機関
都内の健診は、受診票で公費負担
受診票の上限をすべて使うと126,250円令和8年度の上限額の合計
  • 妊婦健診14回・超音波4回・産婦健診2回など
  • 上限を超えた分とオプション検査は自己負担
受診前に受診票が使えるか確認を皆と子育て.com
受診票ごとの上限額(令和8年度)
初回(1回目)健診
11,670円
2〜14回目(各回)
5,460円
妊婦超音波検査(各回)
5,300円
妊婦子宮頸がん検診
3,400円
新生児聴覚検査(生後50日以内)
3,000円
産婦健康診査(産後2ヶ月以内・各回×2回) 令和8年4月から新設
5,000円
1ヶ月児健康診査(生後27〜41日) 令和8年4月から新設
6,000円
公費負担対象は受診票記載の検査項目のみ。上限を超えた金額や、受診票に記載のないオプション検査(NIPT、4Dエコー等)は自己負担。受診前に医療機関へ「受診票が使えるか」を必ず確認。産婦健診・1ヶ月児健診の受診票が使えるのは令和8年10月1日以降の受診分で、4月1日〜9月30日に受けた分は申請書の提出で助成されます。この2つの受診票は、令和8年4月1日以降に渡す母と子の保健バッグにだけ入っています。それより前に受け取った人が10月1日以降に産婦健診を受けた場合も、申請書の提出で助成されます。

何回・いくら使える?

妊娠1回につき計23枚の受診票が交付されます(産婦健診2枚・1ヶ月児健診1枚は令和8年10月1日以降の受診で使用)。

交付される受診票の内訳 母子手帳交付時に一括
基本健診(初回)
1枚 / 上限 11,670円
基本健診(2〜14回目)
13枚 / 各 5,460円
妊婦超音波検査
4枚 / 各 5,300円
妊婦子宮頸がん検診
1枚 / 上限 3,400円
新生児聴覚検査
1枚 / 上限 3,000円
産婦健診(R8.4新設)
2枚 / 各 5,000円
1ヶ月児健診(R8.4新設)
1枚 / 上限 6,000円
合計
23枚
の受診票が交付され、上限合計 126,250円相当の費用が公費負担されます。
─ 上限合計の計算 ─
初回健診 11,670円 × 1枚
11,670円
2〜14回目健診 5,460円 × 13枚
70,980円
妊婦超音波検査 5,300円 × 4枚
21,200円
妊婦子宮頸がん検診 3,400円 × 1枚
3,400円
新生児聴覚検査 3,000円 × 1枚
3,000円
産婦健診(R8.4新設) 5,000円 × 2枚
10,000円
1ヶ月児健診(R8.4新設) 6,000円 × 1枚
6,000円
11,670 + 70,980 + 21,200 + 3,400 + 3,000 + 10,000 + 6,000 = 126,250円(上限合計)
上の金額は各受診票の上限を全部使い切った場合の目安。実際の自己負担額は、医療機関の請求額と受診票上限の差で決まります(請求額が上限以下なら自己負担ゼロ、上限超過分は自己負担)。公費負担の対象は受診票に記載されている検査項目(保険適用外)だけです。自己負担額は受診した医療機関に、制度のことはみなと保健所健康推進課地域保健係(03-6400-0084)にお問い合わせください。

よくある疑問

読み始めて「あれ?」と思いそうな点を、原典に基づいて先回りで解消します。

「公費負担」って、結局いくら自己負担になるの?

受診票の上限額の範囲内は無料で受診できます。上限を超えた分は自己負担。

  • 例1: 基本健診で医療機関の請求が5,000円(上限5,460円以内)→ 自己負担0円
  • 例2: 基本健診で請求が7,000円(上限超過1,540円)→ 自己負担1,540円
  • 例3: 検査項目が受診票記載外(NIPT、4Dエコー等)→ 全額自己負担

受診票に記載のない検査項目や診察料も自己負担です。自己負担額がいくらになるかは、受診した医療機関に確認してください。

出典: 港区「妊婦健康診査」 — city.minato.tokyo.jp/.../ninpukennshin.html
「契約医療機関」かどうか、どう確認する?

受診票が使えるかは、受診前に各医療機関へ直接お問い合わせするのが確実です。

港区内の契約医療機関は、区の「妊婦健康診査実施医療機関名簿」(PDF)で確認できます。他区の医療機関は各区のホームページ等で確認します。契約医療機関以外の都内の病院で受診すると、助成は受けられません。

受診票が使える都内の助産所は、区の「受診票が使える都内助産所一覧」(PDF)に載っています。助産所では初回健診・超音波検査・子宮頸がん検診などは受けられず、受診できるのは原則、妊婦健診7回(ノン・ストレス・テストを助産所で行わない場合は6回)と産婦健診2回までです。

都外の医療機関(東京都以外)は本制度では使えず、別制度の「都外医療機関費用助成」で後から償還払いを受けます。

出典: 港区「妊婦健康診査」
NIPT(出生前検査)や4Dエコーは対象?

いいえ、対象外です。受診票で公費負担されるのは、受診票に記載されている標準的な検査項目のみ。

  • 受診票で対象: 受診票に記載されている検査項目(保険適用外)
  • 受診票で対象外: 受診票に記載のない検査項目・診察料(NIPTなどの任意の検査)

対象外の検査を受ける場合は、医療機関の自費料金がそのまま自己負担になります。

受診票が足りない場合(15回以上の健診)は?

妊婦健康診査の受診票は14回分です。15回目以降は受診票がないので、その場では自費になります。

双子以上(多胎)を妊娠している場合は、港区の「多胎妊婦の妊婦健康診査費用助成」で、自費で受けた15〜19回目(5回まで)を後から助成します。上限は1回につき令和8年度5,460円(令和7年度5,280円)。申請は出産後1年以内に、郵送またはみなと保健所健康推進課地域保健係の窓口へ。

出典: 港区「多胎妊婦の妊婦健康診査費用助成」 — city.minato.tokyo.jp/chiikihoken/tatai.html
引越したら、受診票はどうなる?

港区から転出する場合は、受診票の扱いを転出先の自治体に確認してください。

港区に転入した場合は、母子健康手帳を持って各総合支所区民課保健福祉係へ住所変更届を出します。前の住所地で交付された枚数や使った状況を確認し、必要があれば受診票の交換または追加交付をしてもらえます。

出典: 港区「妊婦健康診査」
受診票を紛失したら?

港区の案内では、盗難や火災など、不測の事態での再発行には対応するとされています。各支所の窓口で「妊婦健康診査受診票喪失届」を出してください。それ以外の理由での再発行は書かれていないので、みなと保健所健康推進課地域保健係(03-6400-0084)に確認してください。

出典: 港区「制度のご案内」(都外医療機関での受診、2026年4月) よくあるご質問(3)
令和7年度と令和8年度で金額が違うのは?

港区のページでは、上限額が受診した年度ごとに書き分けられています。

  • 令和7年度: 初回 11,280円 / 2〜14回 各 5,280円
  • 令和8年度: 初回 11,670円 / 2〜14回 各 5,460円

区のページの表記は「令和7年度受診分:11,280円」のように受診した時期で分かれています。受診票の有効期限は、妊婦健診・超音波・子宮頸がん検診が交付の日から出産の日まで、新生児聴覚検査が生後50日まで、産婦健診が産後2か月まで、1ヶ月児健診が生後27日から41日までです。

出典: 港区「妊婦健康診査」 — city.minato.tokyo.jp/.../ninpukennshin.html

いつ受診票がもらえて、どう使う?

妊娠届 → 母子手帳と一緒に受診票交付 → 都内の契約機関で使用、の流れ。

事前準備
産科で妊娠が確認される
医療機関で妊娠の診断を受けたら、なるべく早めに妊娠届を出します。届出前に受けた妊婦健診の費用は助成の対象になりません。届出には本人確認書類、マイナンバーが分かる書類、診断を受けた医師・助産師が分かる書類(診察券など)が要ります。
STEP 1
妊娠届を提出 → 母子健康手帳の交付
各総合支所区民課保健福祉係で妊娠届を提出。同時に「母と子の保健バッグ」が交付され、その中に妊婦健診・超音波・子宮頸がん・新生児聴覚検査・産婦健診・1ヶ月児健診の受診票(計23枚)が入っている。
STEP 2
受診医療機関を選ぶ
都内の契約医療機関、または受診票が使える都内の助産所から、通いやすい施設を選択。受診前に「港区の受診票が使えるか」を医療機関に確認。
STEP 3
健診当日、受診票を医療機関に提出
受診票を医療機関の窓口で提出すると、上限額の範囲内で公費負担され、超えた分だけを支払う。
STEP 4
妊娠中は健診14回 + 超音波4回 + 子宮頸がん1回まで
超音波検査は主治医と相談のうえ妊婦健診の2回目以降と一緒に、子宮頸がん検診は1回目と一緒に受けます。出産後は、新生児聴覚検査(生後50日以内)、産婦健診(産後2か月以内・2回)、1ヶ月児健診(生後27〜41日)に受診票を使います。
STEP 5
里帰り出産で都外受診になる場合
本制度ではなく、別制度「妊婦健康診査(都外医療機関)費用助成」で後から償還払い申請する。領収書を必ず保管。
港区では毎年7月〜1月に20歳以上の女性向けの無料の子宮頸がん検診(区内の指定医療機関のみ)も行っています。妊婦子宮頸がん検診の受診票とは併用できないので、どちらかを選びます。多胎妊娠の15回目以降の健診は「多胎妊婦の妊婦健康診査費用助成」の対象です。

正確な情報はこちらから

このページは港区の公式資料を元にしています。正式な判断は必ず原典で確認してください。