● 東京都 / 費用助成
● 所得制限なし

無痛分娩したら
都から最大10万円もらえる制度

正式名称
東京都無痛分娩費用助成

令和7年10月1日以降の出産で、硬膜外麻酔(または脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔)による無痛分娩を受けた方に、東京都が無痛分娩にかかった費用を上限10万円まで助成する制度です。

対象になるのは、都が公表する「対象医療機関リスト」に掲載されている施設で出産した方。都内自治体で妊娠届出・母子手帳の交付を受け、申請時まで継続して都内に住民登録があることが要件。

申請は東京都の電子申請フォームから、出産日の翌日から起算して1年以内(厳守)。

助成上限額
100,000
1回の出産につき、無痛分娩にかかった費用の上限10万円(超過分は自己負担)。対象は硬膜外麻酔の手技料・管理費・薬剤費など、無痛分娩に係る一連の医療行為費用。室料差額・文書料は対象外。
!
港区出産費用助成と併用する場合の注意
港区の「出産費用助成」(最大31万円)を申請する場合、本助成額は港区側計算で控除される仕組み(=二重取りはできない)。それでも本助成は単独で申請する価値あり(港区側の上限を超えた費用分の補填になるため)。

あなたの場合、いくら助成される?

無痛分娩にかかった費用を入れると、助成額(上限10万円)を計算します。

無痛分娩にかかった費用 麻酔の手技・管理・薬剤費
目安: 都内の硬膜外無痛分娩は 10〜20万円程度(医療機関により差あり)
あなたの場合、助成額は
100,000
が東京都から支給されます。自己負担分は 20,000円
─ 計算の内訳 ─
無痛分娩費用(入力) 麻酔の手技・管理・薬剤費
120,000円
助成上限 都の上限額
100,000円
min(120,000, 100,000) = 100,000円
上の助成額は概算です。実際の助成は領収書・明細書を東京都に提出して審査されます。室料差額・文書料・無痛分娩以外の出産費用は対象外。港区出産費用助成を併用する場合、本助成額は港区側計算で控除されます。詳細は東京都無痛分娩費用助成コールセンター(0120-620-620)にご確認ください。

よくある疑問

読み始めて「あれ?」と思いそうな点を、原典に基づいて先回りで解消します。

「無痛分娩」って何? 普通分娩と何が違う?

無痛分娩は、出産時の痛みを和らげるために麻酔(主に硬膜外麻酔)を使う分娩方法です。本助成の対象は硬膜外麻酔または脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔による無痛分娩。

普通分娩(自然分娩)との主な違いは、(1)陣痛時の痛みを軽減できる、(2)麻酔の手技料・管理費・薬剤費が追加でかかる(都内10〜20万円程度)、(3)対応できる医療機関が限られる、の3点。

笑気麻酔・静脈麻酔のみによる無痛分娩は、本助成の対象外。

出典: 東京都「無痛分娩費用助成」 — fukushi.metro.tokyo.lg.jp/.../mutsubunben/subsidy
対象医療機関ってどこ? どこで確認する?

都が公表する「対象医療機関リスト」に掲載されている施設で出産した方が対象です。リストは随時更新されるため、出産前に最新の一覧を確認するのが確実。

対象医療機関リストは東京都福祉局のWebサイトに掲載されており、本助成の概要ページからリンクで辿れます。分娩予約前にリスト掲載状況を確認しておくと、後悔がない。

出典: 東京都「無痛分娩費用助成」 — fukushi.metro.tokyo.lg.jp/.../mutsubunben/subsidy
帝王切開と無痛分娩は別?

はい、別の概念です。

帝王切開は、医学的理由で経腟分娩が困難な場合に選択する手術(保険適用)。麻酔(脊椎麻酔・硬膜外麻酔)は使いますが、これは「無痛分娩」ではなく「手術のための麻酔」扱いになります。

無痛分娩は、経腟分娩(自然分娩)の痛みを和らげるために麻酔を使う方法。本助成は無痛分娩のみが対象で、帝王切開は対象外(帝王切開は保険適用なので別の制度)。

出典: 東京都「無痛分娩費用助成」
港区の出産費用助成と両方もらえる?

両方申請できますが、港区側計算で本助成額は控除されます(=二重取りはできない仕組み)。

港区出産費用助成の計算式:
区の助成額 = min(出産費用実費, 上限額) − 出産育児一時金 − 付加金 − 高額療養費 − 東京都無痛分娩費用助成

つまり、本助成10万円分は港区側の助成上限から差し引かれます。とはいえ、港区側の上限(単胎31万円)を超える費用がかかる場合は、本助成を申請する価値あり(東京都が単独で出してくれる10万円分は実質上乗せ)。

出典: 港区「出産費用の助成」 — city.minato.tokyo.jp/.../jose.html
申請窓口・申請期限は?

申請窓口は東京都の電子申請フォーム(オンライン申請)。港区窓口ではないことに注意。

申請期限は出産日の翌日から起算して1年以内(厳守)。期限を過ぎると申請不可なので、出産後に育児が落ち着いたら忘れずに。

必要書類は、住民票・対象医療機関発行の領収書と明細書・母子手帳の表紙と1ページ目・戸籍全部事項証明書(必要な場合)・通帳のコピー等。問い合わせは東京都無痛分娩費用助成コールセンター 0120-620-620まで。

出典: 東京都「無痛分娩費用助成」 — fukushi.metro.tokyo.lg.jp/.../mutsubunben/subsidy
双子・三つ子の場合は加算される?

東京都ページに胎児数による加算の記載はありません。本助成は「1回の出産につき上限10万円」が原則と読めます(=多胎でも10万円が上限)。

ただし、多胎出産は無痛分娩費用がさらに高額になる傾向があるため、港区出産費用助成(双子29万円・三つ子27万円)との併用で総額をカバーする設計と考えられます。詳細は東京都コールセンターに確認を。

いつ申請して、いつもらえる?

出産後の事後申請。出産日の翌日から1年以内に電子申請。

事前準備
分娩予約前に「対象医療機関リスト」を確認
無痛分娩を希望する医療機関が、東京都の対象医療機関リストに掲載されているか確認。
掲載されていない施設で出産すると、本助成は受けられない。
STEP 1
対象医療機関で無痛分娩を受ける(出産)
硬膜外麻酔または脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔による無痛分娩であることが要件。
STEP 2
領収書・明細書を必ず保管
退院時に医療機関から発行される領収書と診療明細書は、申請時の必須書類。紛失すると再発行に手数料がかかることが多いので大切に。
STEP 3 | 出産日の翌日〜1年以内
東京都の電子申請フォームから申請
住民票・領収書・明細書・母子手帳の表紙と1ページ目・通帳コピー等をアップロード。
1年を過ぎると申請不可(厳守)。育児が落ち着いた頃に忘れずに。
STEP 4
東京都による審査
書類審査の後、認定通知が届く(指定口座に振込)。
STEP 5
指定口座に最大10万円が振込
無痛分娩費用の実費(最大10万円まで)が東京都から振込まれる。
港区出産費用助成を併用する場合は、本助成の認定通知書(または支給決定通知)を港区側申請時に添付します。両方申請する場合、通常は東京都側を先に申請・認定してから港区側を申請する流れ(港区側計算で本助成額が確定している必要があるため)。

正確な情報はこちらから

このページは東京都福祉局の公式資料を元にしています。正式な判断は必ず原典で確認してください。