● 港区 / 産後母子ケア事業
● 所得で利用料変動

産後の母子が医療機関に
最大6泊7日宿泊してケアを受けられる制度

正式名称
港区産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業

港区在住で産後おおむね4ヶ月未満(施設により10週未満〜5ヶ月未満)の母子が、医療機関や助産院に宿泊してケアを受けられる制度です。

1泊2日〜最大6泊7日まで、複数回に分けての利用も可能。授乳指導、沐浴、母体ケア、育児相談など、産後の不安を専門スタッフがフォロー。

利用者負担は、課税世帯で1泊2日あたり1,000〜10,000円(施設・課税状況により幅あり)。住民税非課税・生活保護世帯は全額免除。区が大半の費用を負担し、残りの少額を利用者が負担する仕組み。

利用枠と負担額(目安)
1回の利用
1〜6
合計上限(分割利用OK)
6泊7日
課税世帯(1泊2日あたり)
1,000〜10,000
利用者負担額は施設・課税状況により幅があります。9施設中、東京都済生会中央病院や虎の門病院など多くは「出産病院は問いません」。愛育病院・山王病院は出産場所に制限あり。デイサービス・乳房ケア事業とは申請枠が別。

どこに、いつまで宿泊できる?

9つの実施施設と、月齢の対象範囲。

実施施設(9施設) 対象月齢は施設で異なる
東京都済生会中央病院
産後4ヶ月未満
虎の門病院
産後4ヶ月未満
愛育産後ケア子育てステーション
産後5ヶ月未満
聖路加助産院マタニティケアホーム
産後10週未満
愛育病院
出産場所制限あり
山王病院 ほか3施設
各施設による
区助成対象(産後)
最大 7
まで宿泊型ショートステイを利用可能。複数回に分けての分割利用OK。
─ 利用までの流れ ─
① 利用登録申請 妊娠8ヶ月から可能
妊娠8ヶ月〜利用日14日前
② 登録決定通知書受領 区から自宅に郵送
数日〜数週間
③ 施設に直接予約 登録番号を伝える
空き次第
④ 利用決定 → 宿泊 利用後に自己負担分を支払い
産後
利用者負担金は施設ごとに異なるため、申請前に各施設のサービス内容と料金を確認するのが◎。出産後すぐは申請手続きが大変なので、妊娠8ヶ月時点で利用登録を済ませておくのが推奨運用。詳細はみなと保健所子ども家庭支援センター(03-6400-0084)にご確認ください。

よくある疑問

読み始めて「あれ?」と思いそうな点を、原典に基づいて先回りで解消します。

「ショートステイ」って、具体的に何をしてくれるの?

医療機関や助産院に母子で宿泊して、産後の心身ケアを受ける制度。具体的には:

  • 授乳指導: 母乳育児のコツ、ミルクとの併用方法、搾乳の仕方
  • 沐浴指導: 新生児の沐浴の練習、自宅でできるようになるまで
  • 母体ケア: 産後の体の回復、悪露・会陰部のケア、骨盤底筋の体操
  • 育児相談: 泣き止まない、夜寝ない、体重が増えないなどの不安
  • 休息: 助産師に赤ちゃんを預けて、母が数時間まとまった睡眠

家に帰る前にもう一度練習したい」「退院後うまくいかなくて不安」というタイミングで使う人が多い。

出典: 港区「産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業」 — city.minato.tokyo.jp/.../boshi-shortstay.html
出産した病院じゃないと使えない?

多くの施設は「出産病院は問わない」ので、別の病院・助産院に宿泊できます。

  • 出産病院問わず利用可: 東京都済生会中央病院、虎の門病院、愛育産後ケア子育てステーション、聖路加助産院マタニティケアホームなど多数
  • 出産場所に制限あり: 愛育病院、山王病院など(自院で出産した方限定の場合あり)

出産病院で「産後ケアを受けたい」と相談すると、退院後すぐの宿泊につなげてくれることも多い。

出典: 港区「産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業」
1回の宿泊は何日まで?

1泊2日〜最大6泊7日まで。区助成対象は合計7日以内なので、6泊7日を一気に使うか、何回かに分けて使うかは自由。

  • 例1: 退院後すぐに2泊3日 → 1ヶ月後に再び2泊3日 = 計4泊5日(残り2泊3日分は別途使える)
  • 例2: 1ヶ月健診後に6泊7日 = 全枠使い切り

複数回に分けるかどうかは、産後の状況に応じて判断を。

出典: 港区「産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業」
利用者負担金、施設で何が違うの?

施設ごとのサービス内容(個室の有無、食事のグレード、設備等)で料金体系が違います。課税世帯の負担金幅は1泊2日あたり1,000〜10,000円と幅があります。

ハイクラスな施設(個室・専属助産師等)ほど高額の傾向。逆に助産院系は比較的安価。

具体的な金額は申請時に区から渡される施設一覧で確認、または各施設のサイト・電話で問い合わせを。非課税・生活保護世帯は全施設で無料になります。

出典: 港区「産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業」
申請は出産後でも間に合う?

はい、産後でも申請可能です。ただし「利用日14日前まで」に登録申請が必要なので、出産直後の慌ただしい時期に手続きするのは大変。

港区は「妊娠8ヶ月から登録申請可能」としているので、産前に登録だけ済ませておくのが推奨運用。実際に使うかどうかは出産後に決めて、必要なら施設に直接予約すればOK。

登録だけでは費用は発生せず、実際に宿泊した日数分のみ自己負担を支払う仕組み。

双子・三つ子の場合は?

双子・三つ子も対象になりますが、受け入れ可能な施設が限定される場合があります(医療機関の体制による)。

多胎の場合の専用枠や追加助成があるかは、登録申請時に区に確認を。多胎家庭は産前産後家事・育児支援サービス(別制度)も子1人ごとに人数分加算されるので、そちらと併用するのが効果的。

デイサービス・乳房ケアと同じ申請でいい?

いいえ、申請枠が別です。

  • 宿泊型ショートステイ(本制度): 最大6泊7日
  • デイサービス・乳房ケア事業(別制度): デイ6回 + 乳房ケア6回

それぞれ別々に登録申請が必要ですが、両方を併用できるので、産後の状況に応じて使い分けを。「夜の授乳が辛いから宿泊」「日中だけケアを受けたいからデイ」のように。

出典: 港区「産後母子ケアデイサービス・乳房ケア事業」
父親や上の子も一緒に泊まれる?

原則として母子のみが対象(父親や上の子は同泊不可の施設が多い)。

ただし、施設によって運用が異なる場合があるので、事前に各施設に確認を。上の子の預け先がない場合は、別途「港区子どもショートステイ事業」(子どものみの宿泊)を併用するのも選択肢。

いつ申請して、いつ宿泊する?

妊娠8ヶ月で登録 → 産後に施設予約 → 宿泊、の流れ。

事前準備
妊娠8ヶ月になる
この時点から利用登録申請が可能。出産後の慌ただしい時期を避け、産前に手続きを済ませるのが推奨。
STEP 1
利用登録申請(妊娠8ヶ月〜利用日14日前)
「港区産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業利用登録申請書」を窓口・郵送・電子申請で提出。
必要書類: 申請書、非課税世帯のみ非課税証明書(世帯全員分)。
STEP 2
登録決定通知書を受領
区から自宅に郵送。登録番号が記載される(施設予約時に必要)。
STEP 3
出産
退院時または産後の状況をみて、宿泊が必要かを判断。
STEP 4
利用したい施設に直接予約
登録番号を伝えて予約。空き状況は施設による(人気施設は早めの予約が必要)。
1泊2日〜6泊7日まで、希望の日数で予約。
STEP 5
利用決定 → 宿泊・ケア
施設に到着。授乳指導・沐浴指導・母体ケア・育児相談・休息サポートを受ける。
利用後、利用者負担金を施設に直接支払い(課税世帯のみ)。非課税・生活保護世帯は無料。
STEP 6
残り日数を別の機会に使う(任意)
合計6泊7日の枠内で、複数回に分けて利用可能。次は別の施設を選んでもOK。
人気施設は予約が埋まりやすいので、利用希望日が決まったら早めに連絡を。みなと保健所子ども家庭支援センター: 03-6400-0084、問い合わせは平日午前9時〜午後5時。

正確な情報はこちらから

このページは港区の公式資料を元にしています。正式な判断は必ず原典で確認してください。