産後の母子が医療機関に
最大6泊7日宿泊してケアを受けられる制度
港区在住で産後おおむね4ヶ月未満(施設により10週未満〜5ヶ月未満)の母子が、医療機関や助産院に宿泊してケアを受けられる制度です。
1泊2日〜最大6泊7日まで、複数回に分けての利用も可能。授乳指導、沐浴、母体ケア、育児相談など、産後の不安を専門スタッフがフォロー。
利用者負担は、課税世帯で1泊2日あたり1,000〜10,000円(施設・課税状況により幅あり)。住民税非課税・生活保護世帯は全額免除。区が大半の費用を負担し、残りの少額を利用者が負担する仕組み。
どこに、いつまで宿泊できる?
9つの実施施設と、月齢の対象範囲。
よくある疑問
読み始めて「あれ?」と思いそうな点を、原典に基づいて先回りで解消します。
「ショートステイ」って、具体的に何をしてくれるの?
医療機関や助産院に母子で宿泊して、産後の心身ケアを受ける制度。具体的には:
- 授乳指導: 母乳育児のコツ、ミルクとの併用方法、搾乳の仕方
- 沐浴指導: 新生児の沐浴の練習、自宅でできるようになるまで
- 母体ケア: 産後の体の回復、悪露・会陰部のケア、骨盤底筋の体操
- 育児相談: 泣き止まない、夜寝ない、体重が増えないなどの不安
- 休息: 助産師に赤ちゃんを預けて、母が数時間まとまった睡眠
「家に帰る前にもう一度練習したい」「退院後うまくいかなくて不安」というタイミングで使う人が多い。
出産した病院じゃないと使えない?
多くの施設は「出産病院は問わない」ので、別の病院・助産院に宿泊できます。
- 出産病院問わず利用可: 東京都済生会中央病院、虎の門病院、愛育産後ケア子育てステーション、聖路加助産院マタニティケアホームなど多数
- 出産場所に制限あり: 愛育病院、山王病院など(自院で出産した方限定の場合あり)
出産病院で「産後ケアを受けたい」と相談すると、退院後すぐの宿泊につなげてくれることも多い。
1回の宿泊は何日まで?
1泊2日〜最大6泊7日まで。区助成対象は合計7日以内なので、6泊7日を一気に使うか、何回かに分けて使うかは自由。
- 例1: 退院後すぐに2泊3日 → 1ヶ月後に再び2泊3日 = 計4泊5日(残り2泊3日分は別途使える)
- 例2: 1ヶ月健診後に6泊7日 = 全枠使い切り
複数回に分けるかどうかは、産後の状況に応じて判断を。
利用者負担金、施設で何が違うの?
施設ごとのサービス内容(個室の有無、食事のグレード、設備等)で料金体系が違います。課税世帯の負担金幅は1泊2日あたり1,000〜10,000円と幅があります。
ハイクラスな施設(個室・専属助産師等)ほど高額の傾向。逆に助産院系は比較的安価。
具体的な金額は申請時に区から渡される施設一覧で確認、または各施設のサイト・電話で問い合わせを。非課税・生活保護世帯は全施設で無料になります。
申請は出産後でも間に合う?
はい、産後でも申請可能です。ただし「利用日14日前まで」に登録申請が必要なので、出産直後の慌ただしい時期に手続きするのは大変。
港区は「妊娠8ヶ月から登録申請可能」としているので、産前に登録だけ済ませておくのが推奨運用。実際に使うかどうかは出産後に決めて、必要なら施設に直接予約すればOK。
登録だけでは費用は発生せず、実際に宿泊した日数分のみ自己負担を支払う仕組み。
双子・三つ子の場合は?
双子・三つ子も対象になりますが、受け入れ可能な施設が限定される場合があります(医療機関の体制による)。
多胎の場合の専用枠や追加助成があるかは、登録申請時に区に確認を。多胎家庭は産前産後家事・育児支援サービス(別制度)も子1人ごとに人数分加算されるので、そちらと併用するのが効果的。
デイサービス・乳房ケアと同じ申請でいい?
いいえ、申請枠が別です。
- 宿泊型ショートステイ(本制度): 最大6泊7日
- デイサービス・乳房ケア事業(別制度): デイ6回 + 乳房ケア6回
それぞれ別々に登録申請が必要ですが、両方を併用できるので、産後の状況に応じて使い分けを。「夜の授乳が辛いから宿泊」「日中だけケアを受けたいからデイ」のように。
父親や上の子も一緒に泊まれる?
原則として母子のみが対象(父親や上の子は同泊不可の施設が多い)。
ただし、施設によって運用が異なる場合があるので、事前に各施設に確認を。上の子の預け先がない場合は、別途「港区子どもショートステイ事業」(子どものみの宿泊)を併用するのも選択肢。
いつ申請して、いつ宿泊する?
妊娠8ヶ月で登録 → 産後に施設予約 → 宿泊、の流れ。
必要書類: 申請書、非課税世帯のみ非課税証明書(世帯全員分)。
1泊2日〜6泊7日まで、希望の日数で予約。
利用後、利用者負担金を施設に直接支払い(課税世帯のみ)。非課税・生活保護世帯は無料。
正確な情報はこちらから
このページは港区の公式資料を元にしています。正式な判断は必ず原典で確認してください。