産後1歳まで、デイサービス6回 + 乳房ケア6回が
1割負担(上限2,000円)で使える制度
港区在住で1歳未満(東京都済生会中央病院のデイのみ4ヶ月未満)の母子が、出産1回につきデイサービス6回と乳房ケア6回を低額で利用できる制度。乳房ケアは外来でも訪問でも、回ごとに自由に選べます。
利用者負担は、課税世帯で各医療機関の料金の1割(上限2,000円)。住民税非課税世帯は無料。実費の9割を区が負担する仕組み。
実施施設はデイサービス6施設、乳房ケア(外来型)7施設、乳房ケア(訪問型)4組織。出産病院は問わないので、退院後に近くの施設を選べます。
どこで何ができる?
デイ・乳房ケア外来・乳房ケア訪問の3形態と、1回あたり負担の早見。
よくある疑問
読み始めて「あれ?」と思いそうな点を、原典に基づいて先回りで解消します。
「デイサービス」と「乳房ケア」、どう使い分ける?
目的が違います。
- デイサービス: 医療機関で日中数時間〜半日過ごしながら、助産師に総合的なケアを受ける。授乳・沐浴・休息・育児相談・産後の体調管理など。「とにかく母が休みたい」「育児不安を相談したい」というときに。
- 乳房ケア: 母乳・乳房に特化したケア。乳腺炎・乳房のしこり・つまり・授乳痛・卒乳ケアなど、母乳に関する具体的な悩みを助産師が解決。
乳房トラブル(熱が出る、痛い)は乳房ケア、育児全般の不安はデイサービス、というイメージ。両方使えるので、状況に応じて使い分けを。
乳房ケアの「外来」と「訪問」、どっちがいい?
状況によります。
- 外来型(7施設): 助産院・医療機関に通院。設備が充実、別の母親と情報交換できる、産後の気分転換にもなる。母子ともに体調が安定してから。
- 訪問型(4組織): 助産師が自宅へ。外出困難な時(産後早期、上の子の世話、双子・三つ子)に便利。自宅環境を見て授乳場所のアドバイスももらえる。
6回の枠を、外来3回+訪問3回などミックスで使うのもOK。「最初は訪問、慣れたら外来」という流れも実用的。
1歳近くなっても使える?
原則1歳の前日まで利用可能。ただし東京都済生会中央病院のデイサービスのみ「4ヶ月未満」限定なので注意。
断乳・卒乳のタイミング(生後10〜11ヶ月)で乳房ケアを使う方も多いので、6回の枠を産後早期に使い切らず、後半に残しておくのも一つの戦略。
負担金「1割・上限2,000円」って、どう計算される?
各施設の通常料金(自費料金)の1割が利用者負担。ただし1回あたり上限2,000円でキャップされます。
- 施設料金 5,000円 → 1割 = 500円(自己負担)
- 施設料金 15,000円 → 1割 = 1,500円(自己負担)
- 施設料金 25,000円 → 1割 = 2,500円 → 上限2,000円(自己負担)
- 施設料金 30,000円 → 1割 = 3,000円 → 上限2,000円(自己負担)
差額(施設料金 - 自己負担)は港区が施設に直接支払う形。利用者は窓口で自己負担分のみ支払えばOK。
非課税世帯の判定はどうなる?
住民税課税状況で判定。世帯全員が住民税非課税であれば全額無料になります。
申請時に非課税証明書(世帯全員分)の提出が必要。
判定は申請時の住民税課税状況に基づき、年度切替時(6月)に再判定。所得状況が変わった場合は子ども家庭支援センターに相談を。
双子・三つ子の場合は?
多胎の場合の枠(デイ6回+乳房6回)が「子1人ごと」なのか「出産1回ごと」なのかは、登録申請時に区に確認を。
多胎家庭は産前産後家事・育児支援サービス(別制度)が子1人ごとに人数分加算されるので、そちらと併用するのが効果的です。
※ 要確認: 多胎時のデイ・乳房ケア回数の人数分加算の有無
宿泊型ショートステイ・産前産後家事育児支援との関係は?
3制度はそれぞれ独立しており、すべて併用可能です。
- 宿泊型ショートステイ: 母子で医療機関に最大6泊7日宿泊
- デイサービス・乳房ケア(本制度): デイ6回 + 乳房ケア6回
- 産前産後家事・育児支援サービス: 家事ヘルパー1時間750円(計224時間)+ 産後ドゥーラ60時間
それぞれ目的が違うので、状況に応じて使い分け・組み合わせて利用するのが◎。
いつ申請して、いつ使う?
妊娠8ヶ月で登録 → 産後に施設予約 → 利用、の流れ。
必要書類: 申請書、非課税世帯のみ非課税証明書(世帯全員分)。
・デイサービス: 6施設から選択
・乳房ケア外来: 7施設から選択
・乳房ケア訪問: 4組織から選択
非課税世帯は無料(支払いなし)。残りは区が施設に直接支払う仕組み。
正確な情報はこちらから
このページは港区の公式資料を元にしています。正式な判断は必ず原典で確認してください。