● 港区 / 償還払い助成
● 所得制限なし

里帰り出産で都外で健診を受けたら港区が後から費用を助成する制度

正式名称
里帰り等により都外医療機関で受診した妊婦健康診査等の費用の一部助成(港区妊婦健康診査等費用助成)

港区の妊婦健康診査等の受診票は都内の委託医療機関でしか使えません。里帰り出産などで都外(東京都以外)の医療機関や助産院で自費受診した場合、領収書を添えて申請すると、後から港区が費用の一部を助成します。 対象になる検査は、妊婦健診・妊婦超音波検査・妊婦子宮頸がん検診・新生児聴覚検査(生後50日以内・初回のみ)に加え、令和8年4月から産婦健康診査(出産後2ヶ月以内)、1ヶ月児健康診査(生後28〜41日以内)。 助成額の上限は、都内の受診票と同じ額。実費が上限を下回れば実費、上回れば上限まで助成。申請期限は出産日から1年以内。

妊婦健診(都外)の助成港区所得制限なし都外・里帰り出産
都外の健診代を、後から港区が助成
  1. 受診するとき都外の医療機関・助産院で自費で受ける
  2. 受診のあと領収書のコピーを残す
  3. 出産日から1年以内申請書と領収書で申請
  4. 申請から約2〜3か月助成金の支払い
上限は都内の受診票と同じ額皆と子育て.com
助成上限(都内受診票と同水準)
初回(1回目)健診
11,670円
2〜14回目(各回)
5,460円
妊婦超音波検査(各回)
5,300円
妊婦子宮頸がん検診
3,400円
新生児聴覚検査(生後50日以内・初回のみ)
3,000円
産婦健康診査(産後2ヶ月以内・各回×2回) 令和8年4月から新設
5,000円
実費 と 上限 のいずれか低い方が助成額(令和8年度受診分の上限。令和7年度受診分は初回11,280円・2〜14回目5,280円)。産婦健診・1ヶ月児健診は、令和8年4月1日〜9月30日の受診分に限り都内の医療機関で受けた分も対象で、10月1日以降に都内で受ける分は受診票を使います(産婦健診の受診票が手元にない場合は、申請書の提出で助成されます)。

何が対象? どう償還される?

対象検査と申請期限の早見表。

対象になる検査(令和8年度以降) 都外の医療機関・助産院で自費で受けた分
(1) 妊婦健康診査
14回まで
(2) 妊婦超音波検査
4回まで
(3) 妊婦子宮頸がん検診
1回
(4) 新生児聴覚検査
生後50日以内・初回のみ
(5) 産婦健康診査
出産後2ヶ月以内
(6) 1ヶ月児健康診査
生後28〜41日以内
助産院で受けた分は、妊婦健診の2〜14回目と産婦健診だけが対象です。海外で受けた分は対象外。港区に住民登録があり、受診票の交付日以降に受けたものが対象です。
申請期限
1年以内
に申請が必要。出産した場合は出産日から、出産に至らなかった場合は最後の受診日から1年。出産前でも、港区から転出したあとでも、期間内なら申請できます。
─ 申請に必要なもの ─
港区妊婦健康診査等費用助成金支給申請書 区のページからダウンロード可(記入例あり)
必須
領収書のコピー 保険適用外の自己負担額がわかるもの
必須
未使用の受診票 産婦健診・1ヶ月児健診の受診票が手元にない場合は不要
必須
母子健康手帳のコピー 妊婦健診は8・9ページ、新生児聴覚検査は18ページ、産婦健診は15ページ、1ヶ月児健診は23ページ
該当者
費用の明細書のコピー ある場合はあわせて
あれば
助成金の支払いは申請から約2〜3ヶ月かかり、審査の結果は通知書で届きます。書類に不備があると遅れます。パートナー等の口座への振込も、申請書の「委任状」欄に書けば可能です。問い合わせはみなと保健所健康推進課地域保健係(03-6400-0084)。

よくある疑問

読み始めて「あれ?」と思いそうな点を、原典に基づいて先回りで解消します。

「都外」って具体的にどこまで?

東京都以外にある医療機関です。神奈川・千葉・埼玉などの近隣県も「都外」に該当します。

ただし港区の要綱では、その道府県から妊婦健康診査(または新生児聴覚検査)の委託医療機関として指定を受けている医療機関に限られます。海外で受けた健診は対象外です。

助産院は、都内・都外を問わずこの制度の対象です(妊婦健診の2〜14回目と産婦健診のみ)。

出典: 港区「里帰り等により都外医療機関で受診した妊婦健康診査等の費用の一部助成」・港区妊婦健康診査等費用助成要綱 第2条 — city.minato.tokyo.jp/.../kenko_shinsa.html
都内の医療機関でも、受診票が使えなかったら助成される?

助成されません。港区の妊婦健康診査のページに「契約医療機関以外の都内の病院で受診した場合は、助成を受けることはできません」とあります。都内で受ける場合は、受診前に受診票が使えるかを医療機関に確認してください。

例外は、令和8年4月1日〜9月30日に受けた産婦健診・1ヶ月児健診です。この期間の分は、都内の医療機関で受けたものも申請で助成されます。

出典: 港区「妊婦健康診査」 — city.minato.tokyo.jp/.../ninpukennshin.html、港区「制度のご案内」(2026年4月)
申請期限の「1年以内」って、どこから数える?

2パターンあります。

  • 出産した場合: 出産日から1年以内
  • 出産に至らなかった場合(流産・死産等): 最後の受診日から1年以内

出産前でも申請できます。申請期間内であれば、港区から転出したあとでも申請できます。

出典: 港区「妊婦健康診査(都外医療機関)費用助成」
領収書を紛失したら、もう申請できない?

領収書のコピーは必要書類です。港区の案内では、領収書がない場合は受診した医療機関に依頼して再発行してもらうよう書かれています。

複数の健診を同時に受けて領収書が合算になっている場合は、内訳がわかる明細書があればあわせて提出します。ない場合は領収書だけで構いません。

出典: 港区「制度のご案内」(2026年4月) よくあるご質問
助成額はいつ振り込まれる?

港区の案内では、申請から約2〜3ヶ月かかります。審査の結果は通知書で届き、申請書に書いた口座に振り込まれます。

書類に不備があると支払いが遅れることがあります。

出典: 港区「制度のご案内」(2026年4月) 7 助成金の支払い
都外で受けた検査が、都内の受診票より高額だった場合は?

助成額は「都内受診票の上限額」と「実費」のいずれか低い方です。

  • 例1: 2回目以降の健診で自費 6,000円 → 実費 > 上限5,460円なので、5,460円が助成、自己負担540円
  • 例2: 2回目以降の健診で自費 8,000円 → 上限5,460円が助成、残り2,540円は自己負担
  • 例3: 2回目以降の健診で自費 4,500円 → 実費 < 上限なので、実費4,500円が助成、自己負担なし

助成の対象は、受診の際の費用のうち保険適用外の自己負担額です(上限は令和8年度受診分)。

申請窓口はどこ?

2種類の窓口があります。

  • みなと保健所 健康推進課地域保健係(港区三田1-4-10): 持参・郵送どちらも可。
  • 各地区総合支所 区民課保健福祉係(芝浦・赤坂・高輪・麻布・芝): 持参のみ。
出典: 港区「妊婦健康診査(都外医療機関)費用助成」

いつ受診して、いつ申請する?

里帰り中に受診 → 領収書保管 → 産後にまとめて申請、の流れ。

事前準備
里帰り出産の予定が決まる
里帰り先の医療機関を予約。港区の受診票は都外では使えないので、自費で払う前提で準備する。
STEP 1
都外医療機関で自費受診(健診・検査)
受診票は使えないので、毎回自費で支払い、領収書・明細書を必ずもらう。申請に使う領収書は、保険適用外の自己負担額がわかるものが必要。使わなかった受診票は申請時に提出するので捨てない。
STEP 2
出産
里帰り先で分娩。里帰り先で受けた新生児聴覚検査(生後50日以内の初回)、令和8年4月以降の産婦健診(産後2ヶ月以内)・1ヶ月児健診(生後28〜41日)も対象。
STEP 3
港区へ戻る → 領収書を整理
受診した日付・医療機関・項目・金額を一覧化(申請書記入の下書き用)。母子手帳と一緒にファイリング。
STEP 4
申請書類を作成・提出
申請書(区のページからダウンロード可)に、未使用の受診票・領収書コピー・母子手帳の該当ページのコピーを添えて提出。郵送(みなと保健所のみ)または各地区総合支所に持参。出産日から1年以内が期限。
STEP 5
約2〜3ヶ月後に振込
審査結果の通知書が届き、申請書に書いた口座に助成額が振り込まれる。
受診票をなくした場合は、各支所の窓口で「妊婦健康診査受診票喪失届」を出して承認を受けます。問い合わせ:みなと保健所健康推進課地域保健係 03-6400-0084。

正確な情報はこちらから

このページは港区の公式資料を元にしています。正式な判断は必ず原典で確認してください。